北海道の文化と食事

北海道についてのWebサイト「北海道の文化と食事」のアイヌ民族について


北海道とアイヌ民族について

北海道にはアイヌ民族という少数民族が先住民として住んでいます。北海道にも樺太や千島列島などを拠点とし、中世から19世紀までは「蝦夷」と呼ばれていました。「アイヌ」には「人間」という意味があります。本州と離れた北国に住んでいるというのもあって、本州の人々(和人)とは異なる独自の文化を築きながら進化してきました。しかし江戸時代、明治時代になると和人による北海道の開拓がすすみ、明治政府によって同化政策が開始されていきました。1899年になると「旧土人保護法」という法律も制定されました。旧土人保護法は表向きはアイヌ民族の「保護」ですが、実際は差別や支配に強いものがあり、次第にアイヌ民族は独自の言語・文化を奪われていったといいます。このように歴史の中で和人からの差別を受けてきたアイヌ民族ですが、現在はアイヌ文化の研究や保護も積極的にすすめられており、北海道でもアイヌ文化は北海道遺産として扱われています。アイヌ民族は現在でも日本国内での在住が確認されています。アイヌであることを隠して生活している人は多いものの、東京都内に在住のアイヌ民族も存在し、北海道以外での交流活動もすすめられています。