北海道の文化と食事

北海道についてのWebサイト「北海道の文化と食事」のアイヌ文化


北海道とアイヌ文化

アイヌ民族は13世紀ごろから現在に至るまで、その生活の中でさまざまな独自文化を築いてきました。それらの文化は本州の人々とはかけ離れた特殊な文化であり、自然との共生を大切にしているという大きな特徴があります。和人との同化政策などの影響から、現在では通常の日本人と変わらない生活を送っているアイヌ民族がほとんどです。また北海道ではアイヌの文化の一部(アイヌ文様、ユーカラなど)を北海道遺産として現在でも大切にされています。

文化庁とアイヌ文化

文化庁ではアイヌの文化財指定が行われており、アイヌ文化の保護・振興などがすすめられています。平成9年には「アイヌ文化の振興並びにアイヌの伝統等に関する知識の普及及び啓発に関する法律」という法律も成立しており、アイヌ関連の研究や文化活動がすすめられています。大学などの研究機関、教育機関でも、アイヌ関係の研究、情報収集、各期間との連携などが行われいます。平成21年には国立大学法人北海道大学アイヌ先住民・研究センターによる事業もスタートしており、アイヌ文化の研究が行われています。

アイヌ民族の生活

アイヌの衣装・・・アイヌ民族の人たちはイラクサ(草皮衣)、動物の毛皮や皮などから作られた草川衣や獣皮衣、魚皮衣を中心に着用しています。他には樹皮を使った羽織物のような丈夫な衣装もあります。明治以降は和人によって他の衣装も持ち込まれるようになり、特に木綿の衣装が広まって生きます。狩猟・漁猟・採取・・・アイヌ人の生活の中心となっています。いずれも山林や森林で行われ、生活に必要な食料や物資を確保するためのものです。また簡単な燻製技術もあり、秋になると大量に鮭を獲って保存食にしていました。